2016
10月 3
(月)
16:02
「気がつけば理想の患者ばかり?」【⑥】
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尼崎を中心に、歯科専門の税務会計サービスを提供させていただいております。中川税理士事務所です。

今回は、「治療後のフォロー」についてのお話しをさせていただきます。 どこの歯科医院にも治療後、「午前中に治療した○○がまた痛くなった」と電話をしてくる患者さんは必ずいます。電話がなった時、「クレームだろうか?」とドキドキしますネ。  

再来院してもらい実際に診察してみると「医院側の処置について、問題はないな~」という結論になることが多いと思います。

処置が悪ければ、心からお詫びをし、再度、適切な処理をすれば良いのですが、処置に問題がない場合はどうすればよいでしょうか?

答えは「患者の心理を理解する」です。

痛みは、物理的なものではなく精神的なものが多いということです。要するに「心配」になっているのです。  

「今は痛くないけど、歯医者さんが閉まってから痛くなったらどうしよう?」とか「明日、大事な行事があるけど、その時痛くなったらどうしよう?」といったものです。  

心配になれば、痛くないものも痛く感じてしまうのが人間の心理です。  

さて、それではどう対処すればよいか?ということですが、答えは簡単です。  

「患者さんに治療後に言葉をかける」ことです。

院長からでもスタッフからでも良いですから、必ず「お疲れさまでした。もし、痛くなったりした場合、すぐに連絡をくださいネ。可能なかぎり優先的にみさせてもらいますから」みたいな感じです。  

そうすれば、患者さんの心配はグ~んと減りますから、この手の電話は滅多にならなくなります。  

ご参考になりましたでしょうか?

歯科医院に関するあらゆる問題を解決したい!「歯科医院専門税務会計サービス」をよろしくお願いいたします。

担当 前森  
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